• 田中 千尋 建設業へ就業した場合の5 年後、10 年後の自分
     私の将来の夢は建設業に就き故郷を発展させていくことです。
     私の故郷天草は瀬戸大橋という通勤や通学、外部へのアクセスには欠かせない橋で結ばれており、1日に約3万台の交通が一極集中しています。しかし、交通量の増加により朝夕の渋滞が慢性化し問題となっています。
     また、県内主要都市まで移動するのにおよそ2時間30分程度かかってしまうのが現状で、観光で天草に足を向ける人が増えない原因となり、事故や災害時などの人命に関わる重要時に搬送に時間がかかってしまい重症化したり、最悪の場合命を落としてしまう可能性も大いにあるということです。
     そんな天草に熊本天草幹線道路を造る計画があります。熊本市と天草市を結ぶ長さ約70kmの高規格道路で県土の横軸として道路網を形成しの熊本都市圏と天草地域をつなげ交流を良くしていこうというものです。天草にはその一部となる第二瀬戸大橋が建設予定です。総事業費は約123億円で長さ1.3km、幅員9.5m の片側一車線の道路になり、これは1m 換算すると約950万円になります。大切な税金を投入することになりますが、この橋は天草の大きな財産になるとともに住む人々や観光業に携わる方々にとって重要な役割を果たすことになります。第二瀬戸大橋が架橋されたら、通行車両の分散が見込まれることから、交通渋滞が解消されたり、事故や災害で命の危険にあった時、迅速に主要都市の医療機関へ行くことが可能となったり、今まで助からなかった命が助かる可能性が大きくなります。人の命は平等なはずですが、住んでいる地域によって命の重さに違いが生じていることも事実です。これは絶対にあってはならないことだと思います。これらを改善するために私は建設業に就職してこの橋や道路などの土木構造物建設に携わり、町をよりよくしていくことが夢です。5年後、10年後に人々の暮らしを支える道路を造る、一人一人の命を救っていける素晴らしい橋を架けていく、楽しく豊かな街を創っていく。そして人の笑顔を創っていく。
     私が造った橋が故郷を豊かにしていく、人々の暮らしを支えていく、命を救っていく、そのような使命を抱き、自分の夢に向かって前進し続けていく。
     人は都会や田舎の違いがあっても一人一人が日本の未来を担っており、世界の未来を担っています。だから私は、建設業に携わり、自分の故郷を発展させ明るい未来を造り上げていくことで、社会に貢献していく土木技術者に絶対なって見せます。