飲食店のFC、遠方への出店は

飲食店のFCに加盟し地元で出店しました。同じ市内で2店舗目を考えていたら、FC本部から東京都内での出店をすすめられました。

店長をきちんとフォローする制度を

 建設業での売上低迷を補うべく、飲食店のFCに加盟し昨年地元に出店、年中無休で月商700万円、粗利65%前後で推移している。元現場技術者の店長だけが社員で、他はパート・アルバイト。同じ市内での2店目を考えていたところ、本部の営業担当から東京での物件の紹介があり判断に迷っている。物件は手狭ではあるものの人口密集地で学生の来店が見込める。ライバル店は月1200万円程度売り上げているから、売上は月800万円はかたいと本部では言っている。2店舗目として、地元と東京とどちらがいいか――というご相談です。
 御社から遠く離れた都内に出店する場合ですが、店長(社員)ひとりに、あとはパート、アルバイトで店を回すという運営体制は同じです。店長は、今の地元店の店長を充てることになるとのことですが、彼は20歳代後半、独身で、住環境・労働環境等の面で相談に乗り、問題があればよく話し合って具体的に解決していくなど、本社役員等によるフォローが必要です。メンタルヘルス的な面も留意すべきでしょう。
 そこで、店長ひとりに任せっきりにしない管理体制をどう作るのかが課題になります。店長を支えるためにも、パート、アルバイトのなかでリーダー的人材を見つけ育てることも急がれます。また現金、とくに売上金管理にも注意しなければいけません。
 飲食店FC店の運営ノウハウを完全にマスターしていないうちに、遠隔地に2号店を出店するのは、FC本部のスーパーバイザーによる店舗巡回があるとはいえ経営者の目が十分に行き届かず、リスクが大きいと言わざるを得ません。東京出店を選ぶ際には、前記の点に十分留意してください。
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