農産物・海産物のネット販売は
北海道産農・海産物のネット販売を考えていますが、その事業性と融資可能性はどうですか。また仮想商店街(バーチャル・モール)などへの登録の長所短所は。

ネットを利用した特産物販売ビジネスは近年急速に数を増していますが、有力企業と組んで独自に販売ルートが確保できるか、効果的なPRで注目を集める工夫をしているかなど検討課題が多く、事業可能性が高いと一概にはいえません。
御社の場合、海山の幸に恵まれた北海道という立地とこれまで培ってきた信頼関係から、有機農家や安全面に配慮した食品製造業者などに協力者が比較的多く、そのことが強みになっています。今後は顧客ニーズの把握やコスト面からも採算性を十分検討していくことが重要なポイントになります。
ビジネスプランの作成にあたっては、売上高や原価の積算根拠を明確にする必要があります。ターゲットとしての顧客層を誰にするのか、提携先から仕入れる特産品をいくらで販売するのか(単価)等を明示のうえ、5年先くらいまで中長期的な視点から事業目標を定める必要があります。
類似の販売者が急増しているので、いかにアクセス数を増やして多くの人目にふれることができるかが成功のカギです。ウェブサイト市場でもっとも人気のある食品食材市場を選定して、御社商品の質、価格、数量などのデータを交え魅力を訴求していきましょう。
なお、新事業に対する融資については、国民生活金融公庫(2008年からは新政府系金融機関に統合予定)の新創業資金が利用しやすくなっています。金利は変動でやや高めですが、信用保証協会の保証も連帯保証人も不要です。