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 - 断熱材を用いた道路の凍上防止工法 - 高い圧縮強度を持つポリスチレン素材の断熱材を埋設し、道路の凍上を防止。土砂掘削量の削減でコストダウン、工期短縮を実現した工法。
一般的な建築用断熱材に比べ高い圧縮強度を持つ断熱材(ロードライト)
一般的な建築用断熱材に比べ高い圧縮強度を持つ断熱材(ロードライト)

置換工法と断熱工法の構成比較(クリックで拡大できます)
置換工法と断熱工法の構成比較(クリックで拡大できます)

凍上現象によってひびが入ってしまった道路
凍上現象によってひびが入ってしまった道路


技術の概要
道路の凍上防止対策の施工には、一般的には凍上しやすい土(凍上性材料)を、凍上を起こしにくい材料(非凍上性材料)に置換える「置換工法」が採用されているが、寒冷地においては置換深さが非常に大きくなり、土砂の掘削量が増えるという難点がある。そこで新たな工法として開発されたのが、ポリスチレン素材の断熱材を土中に埋設することによって、断熱材下面の温度低下を防ぎ、凍上を抑制する「断熱材を用いた道路の凍上防止工法」である。この工法に用いる断熱材(商品名:ロードライト)が、一般的な建築用断熱材に比べ高い圧縮強度を持ち道路の浅い位置へ埋設できることから、「置換工法」に比べ大幅な土砂の掘削量削減を実現している。

〈断熱材を用いた道路の凍上防止工法の特徴〉
●コストダウン・工期短縮を実現:土砂の掘削量の削減により、工事のコストダウン、工期の短縮、および騒音発生期間の短縮を図ることができる。
●割り付けしやすい寸法設定:「ロードライト」は、建築用断熱材の規格寸法である「尺モジュール(910×1,820mm)」が「メートルモジュール(1,000×2,000mm)」に変更されていて、敷設の割付や積算がしやすい。
●長期的な性能維持:「ロードライト」は、その小さな独立気泡構造により熱伝導の三要素である「対流・輻射・伝導」の数値を小さく固定し、水の浸入も防ぐので、長期間にわたって断熱性能や圧縮強さが維持される。
●環境にやさしい:廃棄された魚箱、食品トレイなどを主原料とする「ロードライト」は、循環資源利用促進の観点から「北海道リサイクル製品」の認定を受けている。また、フロン類やPRTR対象物質を一切含まない断熱材でもある。

利用分野、これまでの実績等
既存道路の凍上被害補修、車道および歩道の凍上対策に使用されている。これまでに北海道道、および北海道内の市町村道での採用実績が40件、15,000平方メートル程度あり、いずれも凍上被害の再発は確認されていない。

特許の登録情報等
NETIS登録番号[HK-080022-A ]

中小建設企業へのPR
本工法の開発企業は、断熱材の凍上抑制効果を検討するためFEM二次元熱解析システムを導入している。断熱材の効果について事前の検討を行ない、適切な埋設方法について提案できる体制も整えられている。

メッセージ・注意事項等

・道路に付帯した建設物(カルバートボックスの背面など)への凍上対策としても適用が可能。

・共同駐車場やインターロッキング下の凍上対策としても適用が可能。

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