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 - ストラサーム・L - 簡単な改修工事で蓄熱による空調システムをパワーアップ。夜間電力の利用率を上げ、ランニングコストの低減を実現。
ストラムサーム・Lの構造(クリックで拡大できます)
ストラムサーム・Lの構造(クリックで拡大できます)

潜熱材を詰めた樹脂製ボックス
潜熱材を詰めた樹脂製ボックス

ストラサーム・Lの設置例(クリックで拡大できます)
ストラサーム・Lの設置例(クリックで拡大できます)


技術の概要
“蓄熱”を利用した空調システムのひとつに、夜間、水蓄熱槽に冷水・温水の状態で蓄えた熱エネルギーを冷暖房に使用する方式があるが、OA機器の増加などによる冷房負荷の増加で、水蓄熱槽の熱容量の不足が問題となっており、その解決を図るべく開発されたのが「ストラサーム・L」である。これは、ゲル状に加工されたパラフィンのスティックで作られた潜熱材を詰めた樹脂性ボックスを既存の水蓄熱槽に設置し、潜熱材の相変化で発生する熱量(約80kJ/kg)を蓄熱・放熱に利用する“潜熱蓄熱システム"で、従来比で最大約2倍の熱容量を確保するというもの。新たな冷凍機を増設することなく、蓄熱空調の冷房能力のパワーアップを実現している。

〈ストラサーム・Lの特徴の特徴〉
●設置スペースが不要:既存の水蓄熱槽内に設置するだけでよく、新たな設置スペースを確保する必要はない。
●新規熱源の設置や他の工事が不要:既存の冷凍機の余裕分だけ増熱する場合、新たな冷凍機の増設や配管、自動制御、電気設備などの改造を行う必要はない。既存の熱源機器およびシステムのまま、蓄熱槽の熱容量を増強できる。
●ランニングコストの低減:冷房負荷の増大に対し、契約電力を増やす必要がなく、蓄熱槽の増強により安価な深夜電力の利用割合が増えるので、ランニングコストが低減する。
●短期間で設置可能:既存の水蓄熱槽への設置作業だけで、他の工事等は基本的には不要なので、数日間で設置工事が完了する。

利用分野、これまでの実績等
中規模ビルでの水蓄熱システムの増熱や、夜間移行率が少ない(夜間の蓄熱量が不十分な)ビルの増熱などに適している。これまでに多くの事務所ビル、ホテル、放送局、新聞社、博物館、駅舎などの空調設備の蓄熱増強に利用されており、地域冷暖房プラントでの採用実績もある。

特許の登録情報等
特許番号[特開2001-043787 他]
その他の技術認定[(財)ヒートポンプ・蓄熱センター 電力負荷平準化機器・システム表彰 理事長賞 受賞]

中小建設企業へのPR
氷蓄熱より安いランニングコストで運転が可能となるため、既存建物のリニューアル・パワーアップには、うってつけのシステムである。パラフィンで作られた潜熱材は、相変化を繰り返しても耐久性に問題はない。

メッセージ・注意事項等
・相変化温度が6〜7度の潜熱材を用いるため、蓄熱時に冷凍機から4〜5度の供給水温が必要。そのため、冷凍機の設定変更や一部改造が必要になる場合がある。
・パラフィンは液状では危険物扱い(灯油と同分類)になるが、「ストラサーム・L」ではゲル状に加工されているので危険物ではなく、指定可燃物扱い(木材と同分類)になる。

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