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モニタリング
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 - ナチュラルグリーンマット(多自然型複合マット)工法 - 自然を生かした川づくりを可能にする、コンクリート注入マットによる法面保護と、植生基盤材による緑化を一体化した工法。
ナチュラルグリーンマットの二つの形状「格子型」(上)「ライニング型」(下)
ナチュラルグリーンマットの二つの形状「格子型」(上)「ライニング型」(下)(クリックで拡大できます)

ナチュラルグリーンマットを施工位置に敷設後、植生基盤材の注入を行う
ナチュラルグリーンマットを施工位置に敷設後、植生基盤材の注入を行う

ナチュラルグリーンマット施工から1年後
ナチュラルグリーンマット施工から1年後


技術の概要
「ナチュラルグリーンマット」は、布製型枠の機能を有するポリエステル製織布の袋状マットであり、上下2層に分かれた下層にコンクリート(モルタル)、上層に植生基盤材を注入することにより、河川護岸等において、構造物による法面保護と緑化を一体化した施工を可能としている。下層のモルタル部が格子となっていて、その間から植生部の根が地盤まで届く構造の“格子型"、下層のコンクリート部が一定の厚さを持ち、上層の植生部とは分離した構造の“ライニング型"と、2種類の形状があり、前者は一般法面や河川の高水護岸の施工に向き、後者は調整池法面や河川の低水護岸工事等の施工に向いている。いずれも植生部はメッシュ状の生地により保護される。

〈ナチュラルグリーンマット工法の特徴〉
●どこでも簡単に施工できる:軽量でかさばらないので、重機の入り込めない山間部などにおいても施工できる。また、マット自体が型枠となるため、施工は現場においてマットを広げ、周囲を固定するだけでよい。
●寸法・形状を自由に設定:マットは施工現場に合わせて工場加工するため、マットの寸法、形状は任意に製作できる。
●地盤になじみ、付近の景観とも調和:マット自体が布製で現場打設を行うため、地盤の凹凸に追随できる。また、植生ができるため、周辺の景観とも調和する。
●草本類の種子配合が少量:植生基盤材がマットで保護されていることにより、降雨によるエロージョン(侵食)が起こりにくいため、草本類による早期の育成の必要がなく、木本類の成長を助長する。
●さまざまな環境の緑化に対応:植生基盤材がマットで保護されているため、湧水の多い法面、寒冷地、高標地、無土壌地盤等でも施工可能である。

利用分野、これまでの実績等
多自然型川づくり護岸に適用できる。特に吊り作業ができない護岸、および設置形状が複雑な護岸への適用効果が高い。

特許の登録情報等
特許番号[第3662462号]
NETIS登録番号[KK−050109−A]

中小建設企業へのPR
コンクリート注入マット(布製型枠)の機能を有し、かつ緑化できる工法である。連節ブロックを施工し、その後植生するための工法を上部に施工する従来の工法と違い、ブロック設置の必要がないので、その分工期が短縮される。設置の際の吊り作業もないので、安全性も高い。

メッセージ・注意事項等
・施工に際しては、切り株、木の根等の鋭利なもの、雨水による地盤の窪地、岩または落石による大小の障害物、法肩の崩れ等の除去、補正が必要である。
・注入材として用いるコンクリート、モルタルは、標準配合を厳守すること。
・マットは熱に対して弱いため、火気厳禁とする。

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