コスト縮減
工期短縮
品質向上
安全・安心
環境・エネルギー
リニューアル・リノベーション
情報化技術
耐震補強技術
モニタリング
その他
 - ドライ工法 - 水中構造物の補修作業がダイバーでなくとも可能な工法。作業の効率化を図り、作業者を限定することなく施工出来るものである。
作業用止水箱(ドライボックス)内部
作業用止水箱(ドライボックス)内部

瀬戸大橋HB2P橋脚鋼ケーソン防食工事
瀬戸大橋HB2P橋脚鋼ケーソン防食工事

IHI相生工場 第13岸壁防食工事
IHI相生工場 第13岸壁防食工事
施工前(上) 施工後(下)

技術の概要
従来、鋼矢板岸壁の補修は、ほとんどが水中作業で行われており、潜水資格を有し、かつ特定の技量を有する作業者に、事前調査から工事施工、及び検査・完工に至るまで、全てを頼らざるを得なかった。「ドライ工法」は、このような水中部作業や、工事内容の検査・確認などを、特定の有資格者のみならず、一般の工事担当者や工事委託部門の関係者でも実施できるようにし、さらなる品質改善と工事の信頼性を確保する工法として考案された。これは、補修箇所(干満帯等)における「止水箱」の側面・底部を鋼矢板に添う形状とした「止水箱」を取り付けた後、その内部をポンプで排水して確保された作業用の空間内で施工するというものである。

〈ドライ工法の特徴〉
●従来の水中作業がドライ状態で可能:作業効率が陸上部と変わらないことにより、品質の改善や信頼性の向上が期待できる。潮の干満の影響を受けずに作業できるという利点もある。
●作業者が限定されない:作業者が潜水資格を持つ必要がないので、人員計画の制限が大幅に緩和される。
●工事の進捗状況が随時確認できる:工事期間中、常時ドライ空間が設置されているので、状況の確認がいつでも、だれにでも可能。
●段階確認・検査も容易:補修後も目視による検査が可能なので、品質管理がしやすい。

利用分野、これまでの実績等
瀬戸大橋の橋脚部鋼ケーソン工事、IHI相生工場の鋼矢板岸壁補修工事等に採用されている。

特許の登録情報等
特許番号[第4739260号]

中小建設企業へのPR
実証実験の結果、本工法に用いる止水箱は、40年以上の経年変化で変形した鋼製矢板でも装置の着脱が完全、かつ短時間に終えることが確認され、広範囲の検査・補修工事への適用が可能であることが立証された。

メッセージ・注意事項等
・止水箱の大きさは特に限定されるものではないが、作業効率や安全性を考慮すると、高さ約2〜5m、幅約2〜5m、奥行き約1〜1.5m程度が適切である。
・止水箱1基当たりの作業範囲の面積は約20平方メートル程度が適切である。したがって、施工予定範囲の総面積が広い場合は、止水箱を大きくするよりも、止水箱の台数を増やすことにより対応する方が効率的である。

コンタクト希望