平成20年度

1.趣旨

本事業は、地域の建設業者が行う生産性向上に資する経営革新の取組や、各種事業者が行う建設技能者の確保・育成に資 する取組のうち、一定の要件を満たすものに焦点を当て、モデルケースと認められる事業を対象に公募を実施、先導的な事例を発掘・推進し、広く普及・啓発を 図るものです。今回の2つの支援事業の対象は以下の通りです。

新分野進出・経営革新モデル構築支援事業

新規事業や経営革新に取り組む中小・中堅建設業者及び専門工事業者等で、その事業が「事業着手段階」または「事業実 施段階」にある事業であり、その取組において、「新規性」、「地域性」、「実現の確実性」、「取組に至るプロセス」などを総合的に評価し、地域の建設業に よる経営革新のモデルケースとなるもの。

建設技能者確保・育成モデル構築支援事業

複数の建設業者もしくは建設産業団体等で、その事業が「事業着手段階」または「事業実施段階」にある事業であり、その取組において「新規性」、「総合性」、「効果実現の確実性」など一定の要件を満たし、他の建設業者や団体等にとって参考となるもの。

2.公募期間

平成20年4月25日(金)〜平成20年6月13日(金)

3.応募状況

公募期間内に計201件の応募がありました。地域別・事業テーマ別の応募状況は以下の通りです。

地域別の応募状況

ブロック 件数
新分野 技能者
北海道 17 17 0
東 北 25 24 1
関 東 44 41 3
北 陸 13 12 1
中 部 13 12 1
近 畿 27 27 0
中 国 18 18 0
四 国 16 16 0
九州・沖縄 28 28 0
合 計 201 195 6

ブロックの構成

北海道 北海道
東 北 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関 東 茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県、山梨県、長野県
北 陸 新潟県、富山県、石川県
中 部 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近 畿 福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中 国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四 国 香川県、徳島県、愛媛県、高知県
九州・沖縄 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

事業テーマ・技能の分野(職種)別の応募状況

事業テーマ 件数
新分野進出 農林水産関連 22
環境・リサイクル関連 45
高齢化社会・福祉関連 5
新商品・工法の開発・販売 39
サービスの開発・提供 23
地域活性化関連 5
海外関連 6
経営革新 川上分野・川下分野 23
ITの活用 15
事業の効率化 6
企業間連携・合併 6
小計 195
技能の分野(職種) 件数
建設技能者
確保・育成
鳶・土工 1
塗装・左官・内装 1
大工 1
板金 1
土木 1
造園 1
小計 6
合 計 201

4.審査の方法

新分野進出モデル

初期審査(書類審査等)、専門家を交えての 事前審査の後、専門家等からなる「審査委員会」 における検討を加え、最終的にモデル事業を決 定しました。 なお、審査にあたっては、募集要項記載の「審 査の観点」を踏まえつつ、以下の点について特 に留意して実施しています。

  • 事業の目的に合致し、実効性が高いこと
  • 独創的、先進的な取組であること
  • 地域の経済・社会の活性化に資すること
  • 企業連携や専門家の活用等、計画を確実に実行できる実施体制が整備されていること
  • 事業の効果の波及性が期待できること
  • 技能承継モデル

    事前審査(書類審査等)、専門家を交えての 一次審査の後、専門家等からなる「審査委員会」 における検討を加え、最終的にモデル事業を決 定しました。 なお、審査にあたっては、募集要項記載の「審 査の観点」を踏まえつつ、以下の点について特 に留意して実施しています。

  • アイディア・工夫に富むなど新規性があり、建設技能者の確保・育成の取組を促進するモデルとなることが期待できること
  • 建設技能労働者が不足傾向となっている職種や技能の消失危機が高い職種に関する取組であって、その解消に資するものであること
  • 当該事業者にとって、事業効果が高いものであること
  • 他の事業者への応用性が高く、波及効果が見込める事業であること
  • 若年者や技能労働者の確保・育成に資する事業であること
  • 当該モデル事業を行うことにより、建設事業者の確保・育成に関する社会的仕組みの構築に資する事業であること
  • 事業者の経営状態が事業の実施に影響を与えるものではなく、専門家を活用するなど計画を確実に実行できる体制が整備されている事業であること
  • 実施スケジュールが明示されており、モデル事業終了後も自助努力により継続的に行われる見込みがある事業であること
  • 内容の情報公開・活用等について了解している事業であること
  • 5.選定結果

    審査の結果、応募201件のうち98件をモデル事業として選定しました。地域別・事業テーマ別の選定状況や選定事業一覧については、以下の通りです。

    地域別の選定結果

    ブロック 件数
    新分野 技能者
    北海道 8 8 0
    東 北 10 9 1
    関 東 28 25 3
    北 陸 9 8 1
    中 部 7 7 0
    近 畿 10 10 0
    中 国 9 9 0
    四 国 6 6 0
    九州・沖縄 11 11 0
    合 計 98 93 5

    事業テーマ・技能の分野(職種)別の選定結果

    事業テーマ 件数
    新分野進出 農林水産関連 12
    環境・リサイクル関連 17
    高齢化社会・福祉関連 3
    新商品・工法の開発・販売 21
    サービスの開発・提供 8
    地域活性化関連 4
    海外関連 2
    経営革新 川上分野・川下分野 13
    ITの活用 7
    事業の効率化 3
    企業間連携・合併 3
    小計 93
    技能の分野(職種) 件数
    建設技能者
    確保・育成
    鳶・土工 1
    塗装・左官・内装 1
    大工 1
    板金 1
    土木 0
    造園 1
    小計 5
    合 計 98

    ※事業テーマ・技能の分野(職種)別の区分は、審査事務局の判断により分類しています。